minori講師
1年間mimo yogaに通って、心身共に驚くほど変わりました。
それまでの私は、運動を全くしておらず、身体は固いし呼吸は浅いし、筋力がなさすぎて片足で立つこともできませんでした。
同じように、心(思考)もガチガチに固かったと思います。
ベーシックコースは、アーサナだけでなく、呼吸法や瞑想、大好きなインドの話やヨガ哲学などを毎回学べて、通うのが楽しくて仕方がない半年間でしたが、アドバンスコースに入ってからは、ヨーガが嫌いになりそうになるくらい、毎回の宿題がプレッシャーでした。(もちろん楽しさもある中で)
シングルマザーでフルタイムで働き、部活動に追われる子供に合わせた生活は、ただでさえ忙しく、中々練習時間や宿題をやる時間がとれなかったし、疲れ果ててやる気が起きない時もあり、いつもぶっつけ本番で宿題やテストを受ける状態でした。
どんどん進んでいくクラスの仲間についていけず、常に劣等感があり、最後まで続けられるか不安に思ったこともありました。
見たくない自分を見なければならず、辛いと感じることもありました。(それは自分を見つめるという作業の中で必ず向き合う瞬間だと思います)
ですが、こんな私でも、何とか1年間最後までやり通すことができました。
それは、仲間の暖かさと、mimoyogaの信頼出来る3人のスペシャルな講師陣、先に卒業した先輩たちの存在があったからだと思います。
今もまだ、出来ないアーサナはありますが、アーサナだけが全てではないと教わりました。
美しいポーズをとることがヨーガの目的ではないのです。
人として、どう生きていくべきなのか。
世の中の教育にヨーガ哲学を取り入れれば、犯罪や戦争なんて起こらない平和な世界になると私は思っています。
「自分として、今置かれている環境の中でどう生きていくか」
そのくらいのスケールのことを、ここmimoyogaで学びました。
そんなことを言うと堅苦しく感じるかも知れないけど、授業中は、楽しすぎて涙を流す程笑い転げてばかりでしたね(笑)
私はクラスの中でも真面目な生徒ではなかったし、特別浮いた存在でしたが、だからこそ、1年間で感じた心の変化は大きな物でした。
最後まで笑い通しのクラスでしたが、卒業式の日、最後に皆で唱えたマントラの時の空気感はとても神聖で、忘れられないと思います。